約400年続く伝統漁法の「うぐい突き」が鳥取市気高町睦逢の大堤(おおつつみ)池で開催
うぐい突きは、「うぐい」と呼ばれる高さ70センチほどの底のないたる型の竹製漁具を水を抜いた池の中に突き立てて魚をとる漁法
これが間近で見れるんで楽しみに朝一から向かう
何故ならばこの堤の水を抜いて魚を獲る作業は 幼少の頃実家のある地区の山の堤で行っており毎年秋の楽しみだった行事であった
今では地区の者が歳を取り後継者がおらず行なう者が居なく 堤はもう十数年そのままである
気高町逢坂 大堤池
下流域に広がる約90ヘクタールの水田耕作に必要な水を確保するためにつくられた農業用のため池で、毎年秋に土やゴミを取り除くために池の水を抜き、コイやフナなどを捕獲して食べている
大堤池のなりたち
今からおよそ430年前の1581(天正9)年、豊臣秀吉にしたがって鳥取城を攻めた亀井玆矩(かめいこれのり)は、その戦いの手柄により気多郡(旧気高郡)一万三千八百石が与えられ鹿野城主となった。そして1587(天正15)年、秀吉が天下を統一すると玆矩は領内の会下村、八幡村、下原村などの新田を開発し、産業振興に努める。稲作栽培には大量の水が必要だったので、谷間をせき止めてため池を作った。このため池が今に残る「睦逢の大堤池」。大堤池は会下、郡家、下原など下流の水田に水を引く農業用ため池
うぐい突きとは
大堤池は昔から農業用水として利用するほか、春には鯉やフナを放流している。また、秋には池の底にたまった泥やゴミを取り除くとともに、放流した魚を捕獲するため水抜きを行いう。このとき行う魚とりの方法を「うぐい突き」という
「うぐい突き」は「うぐい」という竹で編んだかごを泥の中に突きたて中に入った魚を取る漁法
亀井玆矩公が朱印船貿易の時にシャム(現在のタイ)から学んできたものといわれてる
“うぐい突きまつり”の当日はうぐいを無料で貸し出し
地下足袋なども全て無料で貸し出してくれ
この漁法を体験でき、魚のつかみどりも体験できる
↑2枚目動画 大堤のうぐい突き
↑3枚目動画 大堤のうぐい突き
地元の保存会の方達の司会も入り盛り上げに一役買っている
この音響PAを担当してたのが山根音響の山根君
LUZ69でもお父さんとの連携でスポット照明等お世話になってた
何故かイベント等で美味しいパエリアを食べさせて頂く
浜村のパーリー建築の彼も一緒だった
色々なお料理の出店も行なわれており
シシボタンの会
臭くなくて旨いよ!との掛け声で
この猪肉のから揚げを購入
丁寧に血抜き処理してあるのか全く臭み無し
カリッと揚げてあり歯応えも加味してこれかなり美味しかった
そしてこれも楽しみにしていた
地元の保存会の方が用意した
鯉のあら汁が格安で頂けるのである
大きな鍋からは独特の匂いが漂ってくる
幼少の頃 祖父が堤から獲った鯉や鮒で摂った出汁の
お味噌汁の匂いのそれである
そのお味噌汁に合わせたのが
新米おにぎり
何と今メディアで話題の新品種の 星空舞のおにぎりである
鳥取県では80年代にコシヒカリの生産を始めていたが、背の高いコシヒカリは収穫前に倒伏しやすく、いもち病にもかかりやすく、また温暖化の影響で夏の高温下で米が濁りやすい(検査等級に影響)といった作りにくさが県内の生産者を長年苦しめてきたという。そこで、コシヒカリを短稈化(背を低く改良)した品種「ゆめそらら(鳥系IL1号)」に、いもち病に強い「ササニシキBL1号(東北IL3号)」を交配、世代を重ねて「星空舞」を誕生させた。収穫のしやすさに加えて高温下でも濁りにくい性質を持ち、透き通った見た目が命名の由来になったとのこと。また、炊き上げた際のツヤのよさや、粒立ちのはっきりした硬め・粘りのある食感などに特徴がある。
くしくも鳥取県は、環境省が実施していた全国星空継続観察事業においてたびたび日本一になっており、「星取県」の愛称で地域振興を行なっていたことから“星のように輝くお米”という思いを込めたという。開発を担当した鳥取県農業試験場 作物研究室 室長の橋本俊司氏は自身も農家の生まれで、通常の品種改良では1回の交配しか行なわないところを、「美味しさを損なわず障害にも強い品種を作りたい」というこだわりから繰り返し交配を行ない、5年かけて星空舞を開発。2018年に5.1ヘクタールで作付けを始め、2019年は360ヘクタールに拡大、2022年までに県内の4分の1に当たる3000ヘクタールでの生産を目指している
こんなにも研究して作られたおにぎり
星の形にカットされたお新香も添えられる
頂きまーす
鯉のアラは骨など大きいので出汁摂っただけで汁椀からは抜いてあるホスピタリティー
幼少の頃を思い出し沁みる美味しさ
粒の立った星空舞ともドンピシャで合い絶品である
山根氏が獲れた錦鯉と記念撮影 w
そうこうしてると子供達が大物の鯉を抱えて持って来た
思い出す 私もこんなんで巨大鯉を抱えてた
生簀に放流しちゃうのを名残惜しむ
↑7枚目 動画
そうこうしてると雨が土砂降りになって来た
それでも皆さん無心でうぐいを突いていた
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