鮎料理 ことぶき
2018年 09月 19日
鮎の町 河原
河原の街中は風情があるね
好物の鮎が頂けるこの時期 菊乃家さんには何度か伺ったが
こちらのお店はお初
お聞すると昔は旅館も経営されていたとの事
このパンフレットを持って来られた
逆でも良かったが... (最近ノンアルの方が旨いと感じるw)
こちらの鮎は千代川の天然鮎
柔らかい身は川魚臭くない
幼少の頃近所の川で幾らでも獲っていたが
見た目からして喰わず嫌いだった
食用として有名な「上海蟹」(チュウゴクモクズガニ)の同属異種であり
日本各地で食用にされている 鋏脚に濃い毛が生えるのが大きな特徴
湯掻くと赤いが本来全体的に濃い緑がかった褐色をしている
幼少の頃は近所の河川で岩に手を突っ込んだり
カゴや網の仕掛けにてこの蟹を捕捉したものである
夏から秋に掛けて産卵の為に川から海へ下る
漁獲され食用に供されるのは川で採れる個体が中心であり
海に下った個体は相手にされないことも多い
独特の甘みの強い蟹味噌は珍味であり絶品
ここまで出た鮎は全て腹が割いて無くわたも全て頂く
何度も鮎を食べに来たのに...
刺身は少ないです... と女将さん
念願の鮎の刺身はコリっとしていて甘味があり全く臭み無し
夢にまでみた至福の瞬間♪
いくらでも食べれる
白イカの刺身も一緒に出して下さった
どちらの刺身も刺身は最初に欲しかった
自家製香の物も出された
大根は麹で漬けたとの事
これマジ旨かったなー
酒がすすむねー
味噌もそうだが本当に身が甘い
地元の川でカゴの仕掛けで捕ったズガニ
ズガニはお盆過ぎた秋から12月までが食べ頃で
盆までのは食べない方がいいと昔からの言われてると女将さんが言われてた
アクが強く夏バテ気味な身体だとお腹を壊しやすいらしい...
茹でて食べた方が旨味が逃げなくて美味しいとも...
これも腹を割いてなくワタの苦味も味わう
お吸い物はハマグリの味の方が強かった
ここで気がついた
お酒を飲まない人はご飯が先に来ないとどうするんだろう…
看板に電気が点いていた
女将さんが色々お話しして下さりとてもいい方だった(^^)
ご馳走さまでした。
[鮎料理 ことぶき @鳥取市河原町河原46-4]