ジギング @長尾鼻沖
2012年 05月 31日
まだ薄暗い静まり返った鳥取港に集合した
AM4:30の港は風もヌルくほとんど無風
2時間睡眠での今年初ジギング
鳥取釣り釣り倶楽部の会長はもう船にスタンバイ
原田音響の佑ちゃんに今回もお世話になった
港を出港して少し経つと綺麗な朝日が昇り始める
大病をしてから朝、波乗りに行くこともなかった
久々に見た朝日に心洗われるようだった
この時点で何かざわざわしたモノを心に感じる
イケるんじゃないか今日は...
佑ちゃんがレーダーで丁寧に漁礁を探りながらの
俺達のジギングがスタートした
シャクリまくる
水深70m位の底まで沈めてからシャクりあげる
皆が各々のスタイルでシャクりあげる
すると、すぐ佑ちゃんが青物のマルゴをヒット!! 流石の一言
多分もうこの時点で俺が一番興奮していた
これでもかとジグを放り竿をシャクる
期待に胸を膨らませゾクゾクした
しかしシャクってもシャクっても当たりは来ない
釣りは、人生はそんなに甘くはない
果たして、こんな大きな鉄の塊に奴等は食い付くのか?
腕もパンパンになりこの釣りに疑問符が浮かび出した頃
チーム員ささやんに何かがヒット!! そしてすぐ根に潜られる
何とか引っ張り出すと
30オーバーのカサゴ
カサゴもここまで大きいと綺麗でカッコいい!!
オイオイとあせりを感じ始めた頃、
何となくシャクリのタイミングが
自分の中で気持ちと噛み合う瞬間が生まれる事に気づく
それが目の前で行われているような感覚
その瞬間だった!!
ガツンと強い当たりが竿先から俺に流れる
ドラッグがドンドン出て行く
巻き上げようにも重くて巻けない
それよりか気を抜くと海に引き込まれそうだ
決死のやり取り、一進一退のやり取りを繰り広げ
ついにコイツは俺の手の内に落ちた
51cmのマルゴであった
感無量 すべての苦労が一瞬で消え去る
その後、何箇所か探ったがノーバイト
吊り上げた竿と網を誇らしげにたなびかせながら
我々は帰途についた
あの食い付いた瞬間の映像的感覚が
自己像幻視的なドッペルゲンガー
やはり開頭してから何かがおかしい。
追記 ...編集映像
karo offing jiging (2012.5.27)